バイクにもいろいろあります。
1ヶ月でも乗れば中古バイクになってしまうので、カスタム派の人は、中古という概念を捨てましょう。高値交渉はそれからです。
■中古バイク目線なら、タダの中古扱いに。
カスタム仕様で自分なりの楽しみを満喫するのはいいけれど、中古でボロボロになってバイク買取に出そうと思ったとき、不安にかられるのが、買い取ってもらえるかどうかということです。
ボロボロでなくてもドレスアップの度合いによっては、買い取ってもらえないケースもあります。レストア車といって、事故車同然の中古バイクと同列でみてしまうバイク屋さえあります。
しかし常識的には、引取先はあります。高値かどうかは別問題ですが。
■カスタムの共感者に譲ったほうがいいかも
回答者である私の友人にも、カスタムに取り憑かれた男がいました。
ワイドホイール・極太タイヤに変えて以来、その独特の乗り心地に取り憑かれて、止まらなくなったそうです。
しかし無事にバイク買取に出せて、いまではカスタムも中古バイクも卒業。大型のバイク免許を取得して、新車でごく普通の市街地走行を楽しんでいます。
カスタム車はネット上に愛好者のグループがたくさんいます。
中古バイクとして買取に出すという発想ではなく、そういう同系の仲間にアピールしたほうが高値が付きます。
■カスタムオーダーしたバイクは中古ではない
カスタムオーダーでアレンジした中古バイクは、中古バイクという概念を捨てましょう。
そうでないとバイク買取に出しても不利です。
中古バイクであっても価値はオーナーによって違うものです。
中古というくくりでバイクを手放すのではなく、愛車のままで価値を共有できる人に譲った方がずっと後味もいいはず。
理解者が多く、高値の交渉ができて行く末も見守れます。